2008年06月17日
お役所てえ所は・・・
昨日 新築工事現場の役所の完了検査を受けました。
地面(設計GL)から400ミリが家の基礎の上端で確認を
受けていました。
家の片側部分で境界との間に、砂利を敷きこむために5cm
位の深さで土を漉き取っていました。
つまり基礎上端から450ミリがその部分の地盤高さになって
いる状態です。砂利を50ミリ敷きこめば申請通り400ミリに
納まります。
この状態がいけないとおっしゃる。申請より低くなるのは
良いが高くなるのはダメ とおっしゃる。
そこまで杓子定規にいないと気が済まない?
結局は話し合ってOK にしてもらいましたが久しぶりに
エ~~~! と言う気分にさせられました。
ついでに過去にあった腹のたったことを少し・・
材木は構造材として柱や間柱に使うときどうしても
かどの丸い所や角に節が抜けたりするものが有ります。
これが断面欠損に当ると言って補強、取替えの指示を受けた
ことが有ります。とりあえずこの検査に受からないと住宅金融
公庫(当時は分譲住宅を売るには必須条件)がつかないので
複数棟の建物に大工さんと資材を投入して指示通りにしました。
さてそれから(ツーバイフォー工法でしたので)プレカット工場に
話をすると、当時の農林省から規格図が出されていて、
角の欠け、丸み、抜け節は その木材の幅の何分のいくら
(詳しい数字はとっくに忘れました) という規定がありこれ以内
であれば問題なし というものが発行されてました。
これを持って言って見せたところ へ~こんなんあったんや
知らんかったわ
これだけでっせ。人間だから知らない事もあるだろうし、
間違いもあるでしょう。
せめて同じ人間として 不勉強でした。済みません くらい
言って欲しかったですね。大工手間と材料費で20数万円
無駄に捨てたと同じ事を指示したんですからねえ
当時県庁に居た女性職員(Y田さん)とその同僚、上司の
方たち!
詳しいことは省きますが、大規模の団地を造る時、管轄の
行政庁と事前協議と言う物を行います。
団地の規模、周辺の擁壁の構造、排水、給水とか一杯
打合せをして許可を降ろしてもらい工事にかかります。
香南町(当時)で団地の開発を行ったとき、事前協議を
行ったのにすぐ南側に崖があり、崖地条例にかかり
5~6区画が家を建築出来ないと言われました。
当時の香南町と県庁がお互い責任を押し付け合いゴタゴタ
有りました。
この時の県庁のF岡係長の言葉
事前協議なんて何の拘束力も強制力も無い!
いやになりましたねえ。ごく少数の人たち だとは分かって
います。親切に教えていただいた指導係の人たちの名前
も一杯思い出します。
でも行政庁に勤務していたら一種の権力が出来ます。
その地位にふさわしい能力と知識と分別を持った人が
しかるべき地位に就いて欲しい と願います。
今回はグチになっちゃいました。
地面(設計GL)から400ミリが家の基礎の上端で確認を
受けていました。
家の片側部分で境界との間に、砂利を敷きこむために5cm
位の深さで土を漉き取っていました。
つまり基礎上端から450ミリがその部分の地盤高さになって
いる状態です。砂利を50ミリ敷きこめば申請通り400ミリに
納まります。
この状態がいけないとおっしゃる。申請より低くなるのは
良いが高くなるのはダメ とおっしゃる。
そこまで杓子定規にいないと気が済まない?
結局は話し合ってOK にしてもらいましたが久しぶりに
エ~~~! と言う気分にさせられました。
ついでに過去にあった腹のたったことを少し・・
材木は構造材として柱や間柱に使うときどうしても
かどの丸い所や角に節が抜けたりするものが有ります。
これが断面欠損に当ると言って補強、取替えの指示を受けた
ことが有ります。とりあえずこの検査に受からないと住宅金融
公庫(当時は分譲住宅を売るには必須条件)がつかないので
複数棟の建物に大工さんと資材を投入して指示通りにしました。
さてそれから(ツーバイフォー工法でしたので)プレカット工場に
話をすると、当時の農林省から規格図が出されていて、
角の欠け、丸み、抜け節は その木材の幅の何分のいくら
(詳しい数字はとっくに忘れました) という規定がありこれ以内
であれば問題なし というものが発行されてました。
これを持って言って見せたところ へ~こんなんあったんや
知らんかったわ
これだけでっせ。人間だから知らない事もあるだろうし、
間違いもあるでしょう。
せめて同じ人間として 不勉強でした。済みません くらい
言って欲しかったですね。大工手間と材料費で20数万円
無駄に捨てたと同じ事を指示したんですからねえ
当時県庁に居た女性職員(Y田さん)とその同僚、上司の
方たち!
詳しいことは省きますが、大規模の団地を造る時、管轄の
行政庁と事前協議と言う物を行います。
団地の規模、周辺の擁壁の構造、排水、給水とか一杯
打合せをして許可を降ろしてもらい工事にかかります。
香南町(当時)で団地の開発を行ったとき、事前協議を
行ったのにすぐ南側に崖があり、崖地条例にかかり
5~6区画が家を建築出来ないと言われました。
当時の香南町と県庁がお互い責任を押し付け合いゴタゴタ
有りました。
この時の県庁のF岡係長の言葉
事前協議なんて何の拘束力も強制力も無い!
いやになりましたねえ。ごく少数の人たち だとは分かって
います。親切に教えていただいた指導係の人たちの名前
も一杯思い出します。
でも行政庁に勤務していたら一種の権力が出来ます。
その地位にふさわしい能力と知識と分別を持った人が
しかるべき地位に就いて欲しい と願います。
今回はグチになっちゃいました。
Posted by ロマンスグレーBon at 19:39│Comments(3)
│新築工事現場のアレコレ
この記事へのコメント
はじめまして
家建てるのって、たいへんですね。
素朴な疑問ですが、向こうの許可する側の人も一級建築士なんですか?
家建てるのって、たいへんですね。
素朴な疑問ですが、向こうの許可する側の人も一級建築士なんですか?
Posted by たみ家
at 2008年06月17日 21:20

はじめまして
コメント 有難うございます。
ご質問の件ですが、多分1級建築士の資格を持っている人は少ないと思います。
役所の中でも、主事とか副主幹とかの肩書の人達は資格者ではないかと思います。
この方たちが部下の人達が審査するのを指導したり、最終チェックをしているはずです。
若い人達は真面目に仕事をされていますが
経験が少ない分全体的、大局的に判断しきれない所がどうしても有る様に感じます。
コメント 有難うございます。
ご質問の件ですが、多分1級建築士の資格を持っている人は少ないと思います。
役所の中でも、主事とか副主幹とかの肩書の人達は資格者ではないかと思います。
この方たちが部下の人達が審査するのを指導したり、最終チェックをしているはずです。
若い人達は真面目に仕事をされていますが
経験が少ない分全体的、大局的に判断しきれない所がどうしても有る様に感じます。
Posted by ロマンスグレーBon
at 2008年06月18日 14:06

なるほど~
いろいろ勉強になります。
知識が足りないでなく、大局的に判断できないってのが、奥が深げですね。
いろいろ勉強になります。
知識が足りないでなく、大局的に判断できないってのが、奥が深げですね。
Posted by たみ家
at 2008年06月18日 20:51
